トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ
概要
- 当社、トロピカルパラダイスヴィレッジは、日系企業としては、はじめてSBMA(Subic Bay Metropolitan Authority: スービック湾都市開発公社−スービック内のすべての土地を所有)の直接認可を受け、スービック内のヴィレッジの運営を行っているフィリピン籍の正式な法人で、親会社は日本の日本ペトロ株式会社です。
- フィリピン政府が世界中の退職者の方々に第二の人生を楽しんでもらおうと国をあげて誘致を進めているスービックベイ。当トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ(TPV)は、そのスービックに長期滞在型ヴィレッジ全27棟のリースイン契約をSBMAとの間で締結することに成功したことで、2004年3月に発足いたしました(最近悪辣な会社が外国の不動産を販売するという名目で高齢の方々をだますような事件も報道されていますが、フィリピンでは外国人が不動産を所有することはできませんので気をつけてください)。当社は契約締結後直ちにスービックにあった旧米軍将校官舎(敷地300〜350m²、建物面積 132m²、2LDK) 27棟を改装し、ヴィレッジとしての営業を開始するに至った次第です。 シニアの方々のリタイア生活をはじめ、バカンス気分でのショートステイ等、皆様のニーズに合わせたプランをご用意し、『東南アジアのハワイ』といった趣のスービックで、さまざまなアクティビティやスロー・ライフをご提供しております。リース可能なユニットは21棟となっております。
TPVの存在意義
- 同種のビジネスを展開する他社も最近はいくつか現れてきておりますが、当社はそのコンセプトや実際の運営で他社とは大きく異なります。
バリアフリーと日本語による介護
- フィリピン人の介護士は世界で最も評判の高いことでも有名です。特にサードエイジ・リタイアメントの方々には安心してお住まいいただけるように、当社従業員であるフィリピン人の介護士には日本語でのコミュニケーションが確実にできるよう、1年以上の年月をかけて日本語教育と日本文化の教育を行ってまいりました。従いまして、緑に囲まれたヴィレッジでの暮らしは健常者だけではなく、介護の必要な方にも日々の心温まるケアで充分に心を癒していただけるものと確信いたします。
2021年送別会の様子
滞在期間に合った受け入れ
- 長期滞在のシニア向けにはバリアフリーの1階建てヴィレッジ、短期滞在や若い方には2階建て(3ベッドルームタイプ)というようにさまざまなニーズにお応えできる受入れ体制を整えております。またすべてのヴィレッジには生活に必要なファシリティー(家具、電化製品、調理器具、食器類)がすべて揃っていますので、食料品を準備いただくだけでそのまますぐに生活していただけます。
駐比日本全権大使山崎閣下のTPV訪問
- TPVのユニークな活動を視察されるために、2005年2月21日駐比日本全権大使山崎閣下が当ヴィレッジを訪問されました。
歓迎の辞(和訳)
(SBMA長官より弊社への歓迎の書簡)
スービック湾都市開発庁を代表いたしまして、トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ社のスービック自由貿易港へのお越しを心より歓迎申し上げます。 引退後の第2の有意義な人生を過ごすべく憩いの場所としてスービック自由貿易港を選ばれたことは非常に賢明な選択だと確信いたします。 また、同時に当地においてトロピカル・パラダイス・ヴィレッジ社は、この事業における先駆けとなるものであります。
当地のインフラ、治安、環境および細部に渡るきめ細かいお客さまへのもてなしは、フィリピンはもちろん、世界でも他に類を見ない場所と言えます。 トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ社を通じて日本の皆様が当スービックにお越しになり、滞在され大いにエンジョイされることを期待しております。
当地には多くの日系企業も進出しており、第二の故郷として日比のすばらしい関係を築いてきています。 加えてフィリピンの国民性とも言える親切であたたかい気持ちが、引退者の天国という環境を作り上げております。
最後に、皆様、エンジョイ・ユア・セカンドライフ!
2003年9月12日
SBMA長官 フェリシト・バユモ